
雑誌『PALAIS』30号は、2019年10月16日から2020年1月5日までパレ・ド・トーキョーで開催された「Future, Former, Fugitive」展に際して発行されました。フランスのシーンに捧げられたこの展覧会は、ある土地に属すというだれにでも開かれた見解に基づいており、ある世代が他の世代を凌駕し既存の芸術観を否定するというタブラ・ラサ的な考えや影響から逃れようとしています。1930年代から1990年代の間に生まれた40人程のアーティストが参加し、彼らは皆彼らの時代に生き、その中で活動しました。
年2回発行の『Palais』誌は、パレ・ド・トーキョーの展覧会やプログラムをより深く知ることができる雑誌です。現代美術を話題性のある形で、できるだけアーティスト自身の視点で見ることが出来ます。毎号、アーティスト、美術評論家、歴史家、理論家などによるリサーチ、インタビュー、エッセイ、特別企画、折込チラシなどを掲載し、現代アートを理解するための不可欠なツールとなっています。
https://palaisdetokyo.com/en/produit/magazine-palais-30/
https://palaisdetokyo.com/en/exposition/futur-ancien-fugitif/