
SOLD OUT
スクリーンは21世紀を代表する"物"です。本書「Watch This Space」は、スクリーンが社会、自己、文化に与える影響について考察しています。著者Francesca Gavin(フランチェスカ・ギャビン)とデザイン会社Pentagramのデザイナーのコラボレーションによるこの本は、スクリーンとは何か、その機能や私たちの経験、視線、感情をいかに形成するかについて問いかけています。スクリーンを、現代人の身体の延長となった物体として徹底的に分析し、スクリーンが私たちの感情や社会的相互作用に与える影響を探っています。各章では、ソーシャルメディアのデータ収集からドナルド・トランプまで、スクリーンの政治的な意味合いや、現代アートにおけるスクリーンの表現について取り上げています。
本の裏表紙にはこう書かれています。
「私たちは朝起きると、画面にメッセージが表示されていないかチェックします。公共交通機関で通勤している場合、大半の人が携帯電話を使用しています。一日中、仕事やコミュニケーションのために画面とにらめっこしています。家に帰れば、エンターテインメントのために再び画面を見たり、スワイプして電話をかけたりします。時には膝の上に2つ目のスクリーンを置いて。そして、ベッドの横にスクリーンを置いて眠りにつくのです。」
著者のフランチェスカ・ギャビンは編集者、ライター、キュレーターとして活動しており、NTS Radioでは月に一度、アーティストに彼らの作品とその関係について話を聞きくプログラムを持っています。
批評系の本としてはイメージ多めですが、テキスト中心で勿論全部英語なので読み熟すにはハードル高めです。google翻訳のカメラ入力でテキストを翻訳する機能やDeepLを活用するのも良いと思います。
以下のアーティストの作品が掲載されています。
Adham Faramawy,
Angela Washko,
Angelo Plessas,
Anne de Vries,
Antoine Catala,
Aram Bartholl,
Artie Vierkant,
Basel Abbas and Ruanne Abou-Rahme,
Ben Washington,
Brenna Murphy,
Carla Gannis,
Cecile B Evans,
Celia Hempton,
Chris Dorland,
Constant Dullaart,
Cory Arcangel,
David Mullett and Duncan Ransom,
Douglas Coupland,
Ed Atkins,
Faith Holland,
James Hoff,
Jasmin Werner,
John Kelsey,
Jon Rafman,
Kari Altaman,
Laura Buckley,
Lawrence Lek,
Lynn Hershmann Leeson,
Marco Palmieri,
Margot Bowman,
Metahaven,
Nicolas Sassoon and Rick Silva,
Rachel Maclean,
Rafael Rozendaal,
Richard Mosse,
Rosa Menkman,
Samara Scott,
Seana Gavin,
Simon Denny,
Stephan Backes,
Samuel Foulacre,
Tabor Robak,
Tom Ireland,
Travess Smalley,
Yuri Pattison
http://www.francescagavin.com/
https://www.nts.live/shows/rough-version